人って簡単に死んでしまうんだなって思った。
人間いつか死ぬから、って、死ぬときは死ぬからって思ってるし、言ってたんだけど、ほんとうに、死んでしまうときはすぐに死んでしまうんだなって。
なんかまだ、よくわかんないけど。
よくわかんないけど。
なんか、正常バイアスかかってるのかもしれないし、
ほんとうに悲しくないのかもしれないし、
悲しいことに気づいてないだけなのかもしれないし、
まあ、でも、あんまり泣くような想像つかないよなあと思っていた通りだったけれど、
でもそういう風に思っているから、無意識のうちに”泣かない”という選択をしている(していた)のかもしれないなって、ちょっと思った。
相変わらず、自分の感情に向き合うのも、事実に向き合うのも、苦手で、逃げてばっかり。ん、逃げてるのかもね。これも。
わんわん泣いてしまえばよかったのかもしれないなって、さっき東京に帰ってくる新幹線の中で思ったけれど、でも、なんか、そこまで感情の高ぶりとか、実感とか、なんか、まだ無い気もする。わかんない。
いつもやいやい言ってる妹が横で泣いてて、泣いてるなあと思って、いつもは映画やらを観て泣いたことないって言ってる人だけど、やっぱ意外とこの人はこういう場面で泣くほうなんだよなと思って、そのあとに花粉で鼻水やばいって言ってたから、ああ花粉の可能性もあったのかあと思ったけれど、でも葬儀の時はマスク濡れてたから、やっぱり泣いてたのかあと思って、割と情とかあるんだよなあって。それに比べて淡泊だわね、わたし。わかってたけど。
でも人が悲しくて泣いているのを見ると、自分もつられてうるうるしちゃう。さすがにお花入れるときは泣いた。なんか、ほんとうに最後なんだなって思ったし、おばあちゃんが泣いてるの見ちゃったら、さすがに涙も出る。
あしたもお休みもらってるんだけど、なんか、のんびりぼーっとしたほうがいいんだろうなぁと思う気持ちはあるというか、なんか、違国日記とか、ほかの別の作品とかもそうだけど、なんかぼーっと思うままに寝たりするほうがいいんだろうなあ、と思う(というか毎日ゆるやかにバタバタしていたから、単純に休息は必要だと思う)んだけど、映画観に行きたいってなっちゃう。日常に無理やり戻ることで、またごまかそうとしている気はする。でもシン・エヴァ予約しちゃった。行けるかな。でも初見じゃないからだいじょうぶだと思う。起きれたら観に行こう。